詩人:長月
ぼくの いとしい みどりごのふっくらと ちいさな てのひらぼくよりも ずっと ちいさいのにやんわりと にぎりしめた きぼうはぼくよりも ずっと おおきいそのえくぼを のぞけばぼくと まるでおなじ かたちなのに まるでちがう みらいがまちうけているなんておもわず 両手でそっと つつみこんだ