詩人:康介
あなたにはあたしが必要だと思ってました
あたしはあなたのことを総て理解して
あなたのことでわからないものなどないと思っていました
あたしがあなたのことわかっていたと思っていたのと同じように
あなたもあたしのこと理解してくれてると思っていました
でもそれは違ったのかな?
あたし 自惚れてたのかな?
あなたはあたしなんか必要じゃなかったのかな?
あなたのこと解ってる振りして
一番大切な声を聞き逃していたの?
あなたとあたしの距離は一歩も縮まってはいなかったの?
あなたがいなくなってから気づく
あなたがあたしを必要としてたんじゃなくて
あたしがあなたを必要としていたんだ
今さら気づくなんて
自惚れもいいとこだわ