詩人:クジラ
夜の悲しみに飲み込まれないように眠ったふりでごまかすがそんな小手先のディフェンスなどあっという間に乗り越えられてしまう夜の悲しみに抱きしめられたらそれ以上は動けない心の中まで入り込みただ喘ぎ苦しむだけ誰にも止められない誰にも防げない夜の悲しみはただ悲しいだけの夜朝になるまでの短い付き合いだからいいよこのまま私を満たしていればいい