詩人:人魚日和
視線で縛って唇で這って指でなぞってひたすら溶かして鎖を引いて髪を掴んで猫のように鳴いてひたすら裂いて滴る赤い雫放った白い雫頬の跡体の傷舐めてできた形此の夜からは逃れられない貴方がくれた首輪が取れない…そんな破廉恥な夢を見た。