詩人:蜜柑缶
誰かにもらったピカピカの羅針盤針、指す 東西南北それなりに消化しながら定まらない目線気にせず進んでいたいつからか背中にのし掛かる夢が肥大してひどく重いんだためらいの上り坂途中で転げ落ち爽やかな風の中笑い転げたいつだって脱線可能だそんな針大して大事じゃないよ暗闇手探りでふんばれるだけの地面捜し当て次の一歩はきっと太陽にも届く