詩人:山崎 登重雄
世界中の 怒りと悲しみ万に一つの 賛同や称賛厳しく育てられたのに僕は弱く 果敢ないリトマス試験紙のようにすべてに移ろいメラニン色素みたいにすべてを吸い込んで心にこびりついた 黒い塊ずっと怯えているまるですべてが僕のことのように思えてしまうからあの日も あの時もすべてがそうだった誰も埋めてはくれない自分の墓穴を掘り続ける腐り果てた 恋心を さらしてすべてが僕のことならばありがとう ごめんね いままでそして小さく ・・・・