詩人:机上の空論
あたしの目から柔らかくて切ない、水が零れて。あたしはこんなにも苦しい感覚を覚えている。何もかもから逃れたくなって追いかける者は勇ましくてあたしはもう逃げられないと嘆く。これが始まりでも終わりでもないのならあたしは着地点はあるのだろうか。答えも見出せないままあたしはまだ走り続ける。