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[95122] 四季〜手紙〜

詩人:栢徠

あなたが居なくなって迎えた二度目の春

ポストに届いたのは居なくなった君からの手紙

信じられ無くて封を開ける手が震えた、天国からの手紙


『春の花に囲まれて、笑顔を見せてくれる君が好き

夏の暑い日射しの下で、青空を眩しそうに見上げる君が好き

秋の紅葉の中で子供の様にはしゃぐ君が好き

冬の雪が舞い落ちる中、寒さで頬を赤らめる君が好き


四季の中で輝く君が好き』


薄い青地に白い羽根が描いてある便箋に綴られた言葉

読み終わった私は溢れる涙を止める事が出来なかった


明日はお花見に行こう
あなたとの思い出はまだ辛いけど、きっとまた笑える

ありがとう、私の一番大切な人

2007/01/31 (Wed)
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