詩人:亜子
黄昏が帰り道を教えて消えて隣家の影と空がくっつく頃昼の残したアスファルトの匂いにまた君に会いたくなったなにもない夜が君を鮮明にして孤独に愛が現れてまた苦しい甘い匂いに軽率を欲しがってモンシロチョウのような不確かな軌道で出会いと別れの帰り道をひとりここまできたからここからいくよもう少し