詩人:多久
男は花。花粉のように、撒き散らせど、待つことなど出来ない。気紛れに愛を押しつけて、そこに結果を求め、雌の味を知り、自己満足に溺れる。くだらないこととわかっていても、やめられない。とまらない。雄花の宿命。