詩人:ミツヒデ
鳥たちがこの地に降りたのは 去年の春ですか
なにをしに来たのかわからず なにを見出だせばいいのかもわからず
なにも伝えることができなくて なにも感じることがなくて
鳥たちはただ肩に乗る…
伝えたくて…伝えるものがなくて
翼を広げることが僕に出来ること
それに気付くことができたから だからどこえも行かないで
僕をずっと見ていてくれませんか?
鳴も無き鳥たちが空を飛ぶ 君に伝えることができたから
苦し紛れに言えたこの想いが君に 届いたから…
鳴も無き鳥たちが空を飛ぶ 僕に会えることができたから
思い出詰まった心の揺り籠を 世界中に届けるために…
さよなら…