詩人:多久
揺れ動く灯火のように、そわそわして、微かなもの。風は僕を消し去ろうとしてる。僕はその場から動けないから、消されるその瞬間まで、ここにいて、耐えるしかない。苦しみを正面から受けとめる。そこに逃げ場はないんだね。最近はやっと、持ちこたえ方がわかってきたよ。