詩人:阿修羅
哂って、いるのか
磨り硝子の向こう側
淡い光と、色合いが
僕に、
近づくな、を教えている
あまりにも、疎外感
大切なモノさえ
見失いそうになる
生きていたい、
それだけが確かな事で
今は独りで
立ってられないよ
迷い込んだ深みに
道連れにする人は
居たかな
永遠に眠って
しまいたいのに
瞳は開く、朝
嫌い、だ
また始まる
繰り返す痛みの螺旋は
いつか光にでも
変わるだろうか
気にしない、が
楽なのか
救われる、方法は
涙を流した分だけ
幸せになれますように
2005/10/01 (Sat)