詩人:安曇
水を切るように
君は誰も傷つけない
やんわりと話すクセに
穏やかな笑顔で人を癒しているんだよ
君はいつも誰かを気にしてる
小さい石けん手の上に
置いて力一杯握ってた
何だか君はいつも
重いもの背負ってるね
意地らしいほどに優しくて
誰もが君を愛してる
君の優しさ春風のように人を包み込む
だけど、僕は心配だよ
もっと自分を大切に
ナンテ思ってるくせに
僕も君の優しさに甘えてしまってる
君の春風に
僕がなれたらな
君より自分勝手な僕だけど
君の力になりたいんだ
切なげな瞳が出してる
合図を
最初に感じ取れる人になれたら
僕になら
傷つけてもいいんだよ