|
詩人:やまびこ
愛燃の ろうそく 胸に
長い道を歩くとき
静かに もの思う
憎しみと 歯がゆさで
くすぐったい逢瀬を 過ごせば
短かい夏に 焼けきれない 潮のよう さ
愛されないでいい
愛せば
そもそも
愛を知らず
愛を語りもせず
気遣いだけを
生活に染み付かせる
しんきろうびと のよう
愛を知らないで
砂漠の上をたゆたう眠りで
ソングで ダンス
こすりあげる
きしみ、ひしめく、手足は夢精劇
どこまでも 好き
こわくてうれしい
重くて 黒い 感じが いいんだよな
こんな、好みの ラブ・ウエイでは