詩人:MARE
無表情の人形のような喋りかけない壁紙のような何も考えずに またいつもの道を歩く排気ガスを吸いながらタバコの煙を吸いながら何も考えずに またいつもの道を歩くふと横を見れば 子供を連れた母親子供は笑顔で手を振り僕も子供に手を振り笑顔になる母親はそれに気づき僕は恥ずかしがりその場を立ち去った一瞬の出来事が なんだか救われた気がした