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詩人:空色
あんなに疲れて
あんなに腹ただしくて
あんなに孤独で
あんなに明日を怖がっていた
あの日が遠くなっていく
一日一日が水の中にいるように息苦しかった
周りも見えず、自分だけが悲劇だと思っていた
どうしたら変われるのか、
どうしたら楽しくなるのか、
涙ばかりの日々
思い返せば、その涙が自分を守っていた
どんなにダメでも
どんなに苦しくても
涙と歩いて、私は経験した
人は一人ではないと
キレイ事だと思っていたけど、
どんなに短い瞬間でも、人と関わって気づいたことがたくさんある
知って、気づいて、踏ん張って
前にも後ろにも森みたいな道でも、
道は歩いていける
ため息を付きたくなる日も
笑い疲れた日も
あの時を歩いてきたから