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阿修羅の部屋  〜 「R U I」への投 票 〜

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[127574] R U I

詩人:阿修羅


千切れそうになる肺で

浅く、呼吸を繰り返した


それだって僕は

生きていける



かげりそうになる

雲の間の小さな太陽を


盗み見ていつか


そこにいけるような気がした



耳に聞こえるような
気がする声は


何度か、
あたしの心を抉って


泣いていた、

その先も知らないのに



生きとし生けるものに
いつか死ぬ日がくるように

始まりとともに
終わりははじまる



繋いで、いたいよ


絞り出すように訴えた

その時の胸の苦しさを



いつの日か
腕を刺すことに変えた

のは

どうしてか



浅く、呼吸を繰り返す


あさく、あさく


深く吸えばきっと

水滴、が落ちるから

2008/06/08 (Sun)
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