詩人:哀華
曇っていた視界さえ壊れかけのテレビの中の点滅虚しく回ってるまるで右足のないバレリーナみたいいつかみたいに抱き合って眠りたい叶わない程に悲しすぎて私の右足も多分もう腐ってる引きずって歩いても上手く隠せない暮れていく紅茶みたいな色の太陽の泣き顔私に語りかけて救ってよ私に話しかけて抱きしめてよ音を立てて鳴く体痛い喧噪の中朦朧とした意識でふらつきながらふらつきながら引きずりながら引きずりながら