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詩人:morning star
迫り来る宿命の刃を弾き、
悲鳴を上げる代わりに一念り込めた。
命に逆巻く恐怖を砕き、穏やかな安らぎを得る為に、
生きる目的はなにかと、涯て迄見通す憶いでくちびる噛みしめた。
突き刺さる雨粒の様な過酷を躱し、
前のめりそうな命を叱咤しては今日の日を保っている。
命に感じる不思議は何故かと、宙の向こう側迄も意識とばしては、
内包する心のうちに己に識りたい真実(こたえ)求めた。
過ぎ去りゆく刻に、運命委ねて、過ぎ去りゆく昨日に、明日を感じて、
過ぎ去りゆく私に、永遠求めて、過ぎ去りゆく一切に、未來を感じて・・