詩人:BattlE HearT
ずっと一人だと覚悟してた。弱さを隠す強さだけを身につけた。ポロボロで握り締めた掌には何も掴んじゃいなかった。そんな時必死になって築いたガラクタのプライドを君の愛が砕いてくれた。軽くなった。抱きしめられた時の息苦しさも優しいキスも全てが大きな愛で溢れていた。こんなにも愛されていた事に今更気付いた。何も掴んでなかったこの掌は小さな手を掴んだ。