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[192626] 紺碧

詩人:遥 カズナ

詩は
海原を背にし
空を見上げながら横たわる
二次元上の生と死の境目の煌めき
境目の、どちら側にいようが
こちら側と向こう側とで
お互いを魅力してやまない

波しぶきの立つ
ほんの一瞬の一滴の雫石の中
まばたく
生身の肉に包まれ
こちら側と向こう側とを行き交う

「お父さんはお前が好きだよ」
「そんな事、急にいわれても」
「いつも思っているから言うだよ」

イルカのような瞳で

2017/03/26 (Sun)
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