詩人:さきネコ
自覚なき平和を求めて
交わした誓いは灰色に陰り
目標もなく定まらない足音
この画面の中に何色が収まる?
適当に早めてみた時間
別になんのまとまりもない感情
そんな風に手に入れた未来って
どうにも味気ない感じがした
思い切って超スローモーな一日をおくる
千切れた味覚に似通った血が流れる
青く透き通った望みは儚く砕けて
神様が掌の上でそれを眺めてた
僕の存在って何?
ぞんざいに扱われた運命ってどれ?
何枚剥がれたの?その薄っぺらい仮面
剣を突き立てて 左右に割る 大地
かじったら意外と不味かったよ
愛って感情もなおさらね
ゆめゆめ明日なんて言葉にしがみつかないよう
目の前の道は 信じてもいいけどね
風と塵がさらった
僕の迷い
と
自覚