詩人:しあわせ配達人
月明かり照らす駅のロータリー僕を待つ小さい君の姿一人ぼっちで何を考えているの?潤んだ瞳で何を見ているの?そろったつま先 ピンと伸びた両足大好きなコーヒー片手に自分の世界に酔いしれてそんな君の姿が目の前にいるのになぜかしばらく声をかけれなかった愛おしすぎて ただ抱きしめた僕は「ごめん」と一言囁いて君をさらに強く抱きしめたしばらくしてから君は僕に囁いた「おかえりなさい。コーヒーでもいかが?」居場所を忘れたすべての人へ・・・