詩人:さみだれ
いつまでこんなさみしい思いをしていればいい
ただ君の言葉が聞きたいだけなんだ
君と話がしたいだけなんだ
君の存在を抱き締めたいだけなんだ
君のそばにいたいだけなんだ
神様に言われたからじゃない
誰に言われたとかじゃない
約束したからじゃない
あの約束をする前から
君のことが好きだった
忘れるなんてできやしない
ただ永遠に会えないのだけは嫌だ
あと何年
何十年待てばいいんだ
くらくらするような朝日も
眠れない夜も
あの時間も
ずっと一緒にいた
本当はいないのに
いつだって頭の中に君はいて
目は君を探している
本当はここにいたんだよって
出てきてくれよ
今までの寂しさを忘れるくらい
安心させてくれよ
ずっと一緒にいようって
言わせてくれよ
六年目の春に