詩人:空色
振り向けなかったのは遠くなる背中を見たくなかったから止められなかったのは断るあなたを見たくなかったから声が出せなかったのはどうしてだろうどうして、こんなにも好きなのに離れる日がくるのだろうどうして、こんなに悲しい日がこんなにもいい天気なんだろう溢れる涙を止めることも、拭うこともできない私はただ、立っていた