詩人:ユズル
綿菓子を敷き詰めた空凛と しんと カラコロの音がメロディにならないまま紡いでいく 夜更け広い世界に ひとりきり広い世界を ひとりじめどちらだろうかわたしだけが在る胸の高鳴りとぼんやりとした夢のようなものわたしだけがここに在る