詩人:どるとる
だらしない部屋に
散らかってる雑誌蹴飛ばして
適当に並べ立てた言い訳を鞄に詰めてまた僕は啖呵きって
身勝手な自我を通した
もともと僕は何のやる気もない無気力な人間なんです
明日の予定なんてめったに決めないし
通常風まかせ 運まかせ
自由もいいとこ
僕の名前はミスターナマケモノ
暢気にあくびしながら
晴れ渡った空の下を我が物顔で歩く
でも隠し持った爪は意外に鋭い
未来を期待させるような未知の力で
いくらだって
いくらだって
これから光り輝くダイヤの原石だ。
2010/12/13 (Mon)