詩人:大示
訳もなく笑っていた遠いあの頃は
独りで過ごす寂しさ知らなかった
小さな手を繋ぎ安らぎを感じて
心も繋がっていると信じていた
いつの頃からなのだろう
君が笑わなくなったのは
みんなと共に笑うけれど
いつも後付けの笑顔で
気づいた時に胸が痛み
僕も笑うことを止めた
もう一度、二人で手を繋ぎ歩こう
あの頃より僕達は
大人になったけど
大事なもの
見落としていたみたいだね
ゆっくり、歩いて探しに戻ろう
独りだった日々を
埋めて行くように
たくさんの言葉を君に贈ろう
2009/04/23 (Thu)