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大示の部屋


[222] She
詩人:大示 [投票][編集]


訳もなく笑っていた遠いあの頃は

独りで過ごす寂しさ知らなかった

小さな手を繋ぎ安らぎを感じて

心も繋がっていると信じていた


いつの頃からなのだろう
君が笑わなくなったのは

みんなと共に笑うけれど
いつも後付けの笑顔で


気づいた時に胸が痛み
僕も笑うことを止めた



もう一度、二人で手を繋ぎ歩こう

あの頃より僕達は
大人になったけど

大事なもの
見落としていたみたいだね

ゆっくり、歩いて探しに戻ろう


独りだった日々を
埋めて行くように

たくさんの言葉を君に贈ろう

2009/04/23 (Thu)

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