詩人:阿修羅
崩れ墜つその瞬間 なわけさ刺し殺す、瞬間にも似た何かを 見つけ出す瞬間蒼に染まる、紅に染まる見えなくなる遠くなる途方もなく 遠く とおく薄らいでいく 意識も視界ももうどうでもいいなんて世界が崩壊してもきみが泣いてもぼくが死んでも何かは繋がっていく吐き気がするほど現実はただ ただ冷たくて空間に融けていく感覚に陥るく す り薬をください頭ん中が逝くそんな感覚どうしようもなく消えたくなるそんな感覚