詩人:璃星
何気なかったから気付かなかった煙草の吸口をほんの少し愛でるように撫でる仕草こんなにひとがいるのにキミだけなんだと当たり前のように喫煙席に座ったわたしは煙に見え隠れする誰かの指の中にあの仕草を探して