詩人:もとり
君は君の自由にしたらいい
君の言動を受けて
僕がどう感じようと
どう行動しようと
それもまた僕の自由
本当に大切な物ならば
し舞い込むべきなのだし
他に譲渡出来る位の物なら
いっそ捨ててしまえばいい
大切な物は失ってから気付く
そんな有り触れた
でも心に刺さる様な
僕の言動はそんな想いは
したく無かったからこその
只の悪足掻きだっただけで
どんな想いも言動も
君の感情を揺さぶる位でなければ
無い物と同じで
単に儚い望みに縋り付いてただけだと
失ってから気付く事も有るのかな と
最近思い始めているから
自ら首枷を付ける君を
僕はもう手を差し伸べることも無く
足枷を外した僕は
そのうち飛び立つのだろう
僕は君に囚われず
君は僕に制限されることも無く
交わる事のない平行線を伝う様に
只の他人に戻るだけ
君は君の有るべき場所に
僕は僕の居場所探しへと