|
詩人:morning star
冬の華が、雪の結晶の様に、辺り一面に咲き誇り、
ここはどこなのか、私はどうして居たのか、
ブルーの流れる雲を眺めて、明日の方角をさがしている。
冬の唄を口ずさみ、今どこまできたのか探索する旅に出る。
湖が鏡の様に澄んだ時間を映し出して、過去も未來も判別らなくさせている。
トワイライト、夕刻が黄昏れに染まり、憂うつも時雨が如くうす紫。
冬の華を、摘みたくて、花瓶に収め、部屋だけいろどりたくて、見詰め視ても、ふり注ぐ温かさ・・・
明日の色はきっとせつなくても、夕陽も焦がすサンシャイン、憂うつも燃えさかるサンシャイン