詩人:あかつき
夜空の何億光年さきでひときわ輝いてる星
そこには僕らが笑えるような場所はありますか?
驚くほど純粋で恐いくらい残酷な本能が闇を突き抜けて光る
向けてはいけない人に向いた想い
手を伸ばせば届くのに掴んではいけない
この距離感がぬるい痛みを産むんだ───
もっと遠く、ただ遠くへ
名もない星まで君を連れて
もっと遠く、ただ遠くまで
許されなくても
この手を繋いでどこまでも堕ちていきたい
その先になにもなくても
その先に誰もいなくてもかまわない
君がいればいい
2008/06/10 (Tue)