詩人:アイカ
ごく自然な流れ
Rock Bassに
合わせて
一人落ちる夜の事
重低音は
心臓に突き刺さり
もがいても
その尖った音を
取り除けないで
居るんだ
暗闇でサングラスをかけて
Fuck'in
Stand By Meを
口ずさむ
君の声は驚く程
空虚に満ちて
空中には
黄色いバラが
ヒラヒラと舞うから
悲しみも
その奥も
愛せると思った
勇気を持てない
自分が居て
悔しさで
ネクタイを切り刻む
安全ピンの軋む音
不具合な夜
Rock Bassで
明日を消した
2004/04/26 (Mon)