詩人:もとり
夢を語れるほど純真ではなく理想を語るほど現実との差異を知らない訳では無い恋を語るほど純粋ではなく愛を囁くほど貴方を知り得た訳でもなく未来を願うほど希望も持ち合わせてもない可能性など幼い頃に置いてきた現実 と言う名のしがらみが私の言動を抑制するだけ残りの余生に一体どれ程の価値がまだ残っているのだろうかきっと命果てた時に答えが出るものなのだろうどれだけの意味が有るのか知り得もせず今日も世界に生きた爪跡を残す私は今日も生きている