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詩人:Tak
時間を止めたまま3日くらい寝ていたい
そうはいかないことくらい分かってる
昨日を思い返せば独りで泣いた夜
疲れたから逃げたんだっけ
過去を容赦なく飲み込むこの世界から
無くす痛みなど想像すらできず
手のぬくもりだけ感じていた
聞いたような台詞が頭を過ぎる
何も言わない 全部、分かってる
まるで姿を変えてしまった ように見える
笑えない冗談が何故か笑える
「明日のことは考えないようにしようよ」
あなたの言葉がトゲに変わる
チクリと刺すくらいならいっそ貫いて
いつかあなたを抱いたのは
愛しいからではなかったかもしれない
聞いたような台詞が頭を過ぎる
何も言わない 全部、分かってる
だんだんあなたを想う回数が減ってく
これだから人間は怖いんだ
聞いたような台詞が頭を過ぎる
何も言わない 全部、分かってる
何もない街に繰り出そう
空がとても美しい