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Takの部屋


[23] saying nothing
詩人:Tak [投票][編集]

時間を止めたまま3日くらい寝ていたい
そうはいかないことくらい分かってる

昨日を思い返せば独りで泣いた夜
疲れたから逃げたんだっけ
過去を容赦なく飲み込むこの世界から

無くす痛みなど想像すらできず
手のぬくもりだけ感じていた
聞いたような台詞が頭を過ぎる
何も言わない 全部、分かってる

まるで姿を変えてしまった ように見える
笑えない冗談が何故か笑える

「明日のことは考えないようにしようよ」
あなたの言葉がトゲに変わる
チクリと刺すくらいならいっそ貫いて

いつかあなたを抱いたのは
愛しいからではなかったかもしれない
聞いたような台詞が頭を過ぎる
何も言わない 全部、分かってる

だんだんあなたを想う回数が減ってく
これだから人間は怖いんだ
聞いたような台詞が頭を過ぎる
何も言わない 全部、分かってる

何もない街に繰り出そう
空がとても美しい

2006/02/11 (Sat)

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