ホーム > 詩人の部屋 > 梅宮 蛍の部屋 > ニライカナイ > 投票

梅宮 蛍の部屋  〜 「ニライカナイ」への投 票 〜

  • 梅宮 蛍さんの「ニライカナイ」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[196825] ニライカナイ

詩人:梅宮 蛍

天を衝く木々 影黒く
隙間に刺す白き定規
遥か足元で私が笑う
岩間を梳く清流冷たく
跳ねる稚魚は水と同じ色
淡く香る花々の 小さきは星のやうで
花粉を運ぶ虫たちが 遠く行き交う
君の頬は赤く 生くる血潮の眩しさよ
狭き世界にありて尚
広大な夢を見る 仔 らの
在ると疑わざりし明日の約束
今は見えねど
やがてまた そこに往く

2021/02/13 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -