詩人:浦覇
近所の友達を誘って川にいって入道雲を追いかけて扇風機に向かって「あ〜」って言って大嫌いな夏休みの友を泣く泣くやって虫かごいっぱいに蝉の殻だけをあつめて汗だくのまま原っぱにねっころがり下り坂を自転車でダッシュして…あのころの夏大人にはわからない幸せがあった草の匂い太陽の暑さ川の冷たさ麦茶の美味しさこれが永遠に続けば良いとさえおもった