詩人:都森 善太
一秒の狂いもなく一瞬の残光を残して例えばそこに迷いがあっても行き先だけは分かっているつもり立ち上がりゆっくりホームの向かい側に別れの挨拶をして行間も空けずに電車が走り出す歩くよりも速くたどり着くつもりようやく分かっているから