詩人:大示
気がつくと、僕はドアの前にいた手持ちの粗末な造りの鍵では開かないようだった僕は途方にくれドアを蹴飛ばした『やかましい』向こうから開けてくれたのはお節介な友人と家族達だった僕の鍵は、僕と同じでまだまだ未熟でひねくれていてぽっきり折れそうだけど生きているなら時間があるなら、いつか最高の鍵が出来上がるだろうだから、願わずにはいられないささやかな平穏が続きますように