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[123009] 目覚めの悪い夢

詩人:まとりょ〜鹿

恋人にも
友にも
恩師にも

僕は一向に振り向いてはもらえず

それらの腕にしがみつき悲願するものなら、

一様に罵倒と汚れを払うような態度で

その腕を振り棄てる。


何故だ?何故なんだ?
せっかく此処まで急いできたのに。

皆の為になると、自ら盾になり立ち向かったのに…。


嫌いなアイツが言ったんだ。

憐れみの目で僕を見下ろし言った。


“みんなにお前は嫌われたんだ。

それは…

お前がパンツ一丁だからだろ”



目が覚めた
平穏なる朝日。

一人見慣れた部屋で
嗚咽しながら涙を流して茫然と夢だと知る。



それから僕はパンツ一丁で寝るのをやめた。

2008/03/16 (Sun)
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