詩人:カィ
あぁ、もう
悲しみと上手く付き合うのが当たり前になってきた今日この頃
君も同じように苦しんでるならいいのに
そしてさみしさに耐えかねて
僕に電話してきたらいいのに
そしたら
都合のいい男の振りして話を聞くよ?
下心丸出しで食事に誘ってもOKしてね?
僕を都合のいい男だと言うなら
君は都合のいい女だよ
始まりは曖昧で
終わりにはさよならもない
あぁ、もう
そんなふうに適当に君を傷つけたくなんかなかった
本気でぶつかって笑われるのが怖かったんだ
もし君も本気でぶつかって来てくれるなら
そしたら
都合のいい男のふりはやめて
いますぐ君を抱きしめるよ
始まりは抱きしめた冬の日
終わりはさよならを告げる時が来るまで
君の手を離さないって約束するよ