詩人:受験生
『おじいちゃん、
星ゎ何で光ってるの?』
小さい頃、あたしゎ何も知らずに問いかけた
『うん、それゎな』
おじいちゃんゎ
一回笑って、
ゆっくり話し始めた
『人ゎ死んだら、星になるんだよ、
でも死んでも、家族にいつでも会えるように、光ってるのさ』
『よく、わかんない』
『死んでも、おまえが、おじいちゃんを探せるように…光ってるんだよ』
『わかった!絶対に見つけるから!』
『はは、そうだな
おじいちゃん一番に光るからな、』
『うん!』
それから
おじいちゃんゎ死んだ
あたしと手を握ったまま
大好きだよ、ありがとの言葉すら言えなかった
夜、空を見る
おじいちゃん…
大好き
ありがとう
いまなら一番に光る星を探せる
あの匂いと
あの温かさと
おじいちゃんゎ記憶の中でいつまでも
笑って、いる…