詩人:阿修羅
薄れていく視界の果て躊躇う瞳は幾つもの願いを映して漂う、水面光撥ね返す三角の波は幾つもの痛みの軌跡涙色に染まったあたしの心から痛みが消えますように築き上げてしまった罪の山がいつか、いつか消えますように感情が薄れてしまえばいいこのまま、だれも知らないところで哂ってたらいいそれでも頬を伝う涙は救って、を指すの痛い。