詩人:樂也
木の優しさためらうことなく 欲はなく箸になり 家になり 机になり庭木になり 橋になる例外があるとしたら たぶん愛のため神秘的な思い出と趣と夢とドラマと温かさ古の人も 木たちに包まれて 何かを想った確かな幸せのときを ありがとう木箸かな 永久(とわ)に確かな 優し宇宙(そら)