詩人:哀華
何のために空は光って何のために土はあるのか女は叫んで子供は泣いて犬は吼えて世界は終わる馬は跳ねて小鳥は落ちた。大好きだった止められぬ死に急ぐべく息をしなきゃ…黒い入り江に浮かぶ船に歌う星空の下お墓を掘って左手を埋めよう栄光に憧れて差し出した体は茨の道で傷んで腐って戻らぬから探して探して諦めた顔がないどこを探しても君がいないどこを探しても