詩人:山崎 登重雄
部屋の中に違和感をむき出しにした水槽空間を無視した異世界に君を飼っている希少な彼女は優雅に泳いでみせる餌をねだるエロチックな唇魅せつける腰付きでターンしては水滴を飛ばして俺を誘ってきやがる希少な彼女は自信たっぷりに振舞ういじわるして餌の素振りで仕掛ければ大胆なボディーで弓なりにジャンプやっぱり俺が折れるのか希少な彼女の視線の脇で俺は犬のように這いつくばって水浸しの床を拭き続ける